まだまだ攻城戦

※この話は残酷な描写と排泄行為等の下品な描写を含んでいますのでご注意下さい。
※不快な気持ちになるかも知れませんので、本当にご注意下さい。


0.新時代の城

戦争のやり方が結構変わった。
槍や弓矢は今でも使われているが、最早、戦争を左右する兵器では無くなった。
より威力があり、射程が長い兵器。
特に城を巡る争いにおいては、鉄砲や大砲といった火薬を使った兵器が、大量に使用されるようになっている。
それに伴い、城砦のあり方も結構変わった。
かつて、城砦は人が登れないように、出来るだけ城壁を高く作っておくのが良しとされた。
城壁が崩れるという事を考えていない時代ならば、それは間違いではない。。
だが、大砲の前には、高くて薄い城壁というのは単なる崩れ易い的になってしまう。
それに、城砦の側でも城壁に大砲を設置する必要もあった。
その為、新しい城壁は、低く厚く造られるようになっていた。
大砲が戦争に使用されるようになった、新時代の城壁である。
そんな城壁の上で見張りをしていた兵士の一人は、退屈そうに城壁から下を眺めてみた。
低くなったと言っても、10メートル程の高さがある城壁だ。
眼下に広がる草原の上に落ちたとしたら、ただでは済まないと思えた。
分厚い城壁には、砲身が数メートルもある大砲が幾つも並んでいる。
角度さえ調節すれば、1キロ先まで砲弾を飛ばせる大砲である。
まだ、実際には戦争で使った事も無いが、いつかは使う事もあるのかと、兵士は退屈そうに大砲を眺めてみた。
国境付近の城砦は、今日も平和だった。

1.パンプス越しの命令

どこまでも遠くが見える平原を、見張りの兵士は退屈そうに見渡していた。
一瞬の出来事である。
閃光が走り、何も見えなくなった。
雷?
いや、空は晴れているはずだ…
閃光が晴れた後、兵士に見えたのは草原の一角を覆う黒い塊だった。
先端が細くなった長い塊が2つ、地面にそびえている。
この城よりも遥かに大きなそれが、女が履くパンプスである事に気付くまで、少し時間がかかった。
そう、数百メートル先の地面に現れたのは女の足だ。
踵の部分が高くなった、ヒール付きのパンプス。
見上げなくては、靴の全景すら見る事が出来ない。
その踵のヒールの高さですら、この城よりも遥かに高かった。
少しづつ、巨大な足をたどるようにして、上を見上げていく。
城よりも大きなパンプスの主が、それに相応しい巨体である事が見て取れた。
黒いスカートと、黒い上着。
肩まで伸びた髪と、丸みを帯びたしなやかな体。
城を見下ろして楽しげに微笑む顔は、少女のものであった。
恐らく全長1000メートルを越える姿の少女が、城を跨ぐようにして足を開き、見下ろしていた。
…と、地面を踏みしめている巨大な塊。
黒いパンプスが、地面から離れていった。
山が動いているような錯覚を覚える。
こんなに大きな物が動く所を、城の兵士は見た事が無い。
だが、それは単に、少女が足を上げただけなのだ。
空へと登った少女の靴は、ゆっくりと…狙いを定めるようにして動いた。
巨大なパンプスが狙っているのは、この城。
それが城の真上へと移動するのを、城の兵士は成す術も無く見送った。
空が暗くなった。
巨人の少女が履くパンプスが、太陽の光を遮ったのだ。
空を見上げると、少女の姿どころか、靴の裏しか見えない。
完全に、城の上が少女の靴で覆われてしまった。
もしも、このまま少女のパンプスが地面へと降ろされたら?
いくら大砲に耐えるように作られた城砦といえど、全長数百メートルに及ぶ靴と、それを履きこなす少女の重さに耐えられるとは思えなかった。
それでも、ゆっくりと、巨大なパンプスは地面へと迫ってきた。
兵士達に出来る事は、せめて、城の城壁から内部へと逃げ込む事だった。
すぐに、巨大なパンプスが空気を震わせ、そのヒールが地面へと突き刺さった。
地面に轟音が響く。
大地が激しく、縦に揺れている。巨大な質量が地面へと落ちていた余波だろう。
城の内部へと逃げ遅れたものは、その風圧によって壁に叩きつけられ、即死だった。
…だが、城自体が崩れる事は無かった。
少女のパンプスに、城を粉砕するだけの力が無かったというのだろうか?
それは考え難い。
恐怖に震える体を奮い起こして外の様子を眺めてみると、空も周囲も、壁に囲まれているように見えた。
巨人の少女は、パンプスのヒールの間に城が挟まるようにして足を踏み降ろしたのだ。
少女の靴の間に…自分達は居る。
巨大なヒールが、すぐそば…数十メートル先で地面に突き刺さっているのが見えた。
それが地面を貫く様子を見る限り、やはり、直接城の上に落ちてきたら、粉々にされていただろう。
「…あはは、踏み潰されると思った?」
パンプス越しに、少女が嘲る声が響いた。
それから、淡々と彼女は言葉を続けた。
「というわけで、踏み潰されたくなかったら、私の言う事を聞いてね?」
やけに落ち着いた巨人の言葉に、城の兵士たちは従うしかなかった。

2.城の末路

静流は、パンプスのヒールの間に小人達の城を挟んで立っていた
こうしてやれば、この世界の無力な小人達が言う事を聞く事を彼女は知っていた。
間違えて踏み潰してしまう事もあるが、その場合は仕方ない。
残念ではあるが、別に自分の体に傷がつくわけでもない。
「さあ、わかったら城壁の上に出てきなさい」
笑い出したくなるのをこらえながら、静流はヒールの間に挟まっている城の兵士達に呼びかけた。
それから、頃合を見て城を覆っていたヒールを避けてあげた後、地面に屈みこみ、城壁の様子を伺う。
城より数倍大きな少女の目玉が城に近づき、城壁の上に集まっているであろう小人達を覗き込んだ。
数十人程の兵士が、城壁に登っているのが見えた。
まだ、ぞくぞくと城の中から城壁へと登っているようである。
虫けら以下の大きさなのでよくわからないが、国境沿いの城砦の防衛に回っているのだから、きっと屈強な男達なのだろう。
…良い感じね。
何十人、何百人という男達が自分の命令に従っている様子に、静流は満足だった。
1000倍サイズの少女が相手では、どれだけ優秀な兵士も城砦も無力である事を、彼らはよく知っているようだ。
小人たちの従順な様子を堪能した静流は立ち上がると、あまり地面を揺らさないように、ゆっくりと立ち位置を変えた。
城を跨ぐようにして、肩幅よりも少し広く足を開いて立つ。
この世界の長さで言えば、彼女の足の幅は500〜600メートル程になるだろうか?
足を開いて立った後、静流は地面にある小人の城の位置を確認しながら、少しづつ足の位置を調整する。
完全に足の間に城を跨ぐようにして立つと、彼女の遊びには少し位置が後ろ過ぎるのだ。
…きっと、スカートの中が丸見えよね。
小人達からは、巨大な黒い布が波打っているのが見える事だろう。
こんな国境付近の城砦に居ては、若い娘のスカートの中を覗く機会も無いはずだから、目の保養にもなってるはずよね。と、静流はスカートの中の下着を見られている事に楽しみも感じていた。
…もっと良いものを見せてあげないとね。
男達に見られている事を思うと、それだけで胸がドキドキする。
彼女はスカートと下着に手をかけると、それを降ろし始めた。
少し膝を曲げて、スカートが地面に当たらないように気をつけながら、手でまとめて腰を降ろしていく。
スカートが地面に触れては、汚れてしまうし、せっかくの玩具の城を吹き飛ばしてしまうかもしれないからだ。
中腰気味になり、膝の辺りまでスカートと下着を下ろすと、下からは大事な場所が色々と丸見えである。
広大な平野の真ん中で、こうして下着を下ろすと、心地良い緊張感がある。
小人とはいえ、何十人、何百人という男達が見上げている事を考えれば尚更だ。
お腹の辺りが熱くなるのを感じながら、静流は腰を下ろし始めた。
パンプスのヒールでしっかりと地面を支えたまま、お尻をなるべく地面に近づける。
「逃げちゃだめよ。 逃げたら、このまま座っちゃうからね?」
城の上空を完全にお尻で覆った辺りで、静流は悪戯っぽく言った。
お尻が汚れてしまっても良いから、このまま座ってしまいたい衝動もある。
可愛らしい女の子のお尻の下で押し潰されるなら、男達も満足だろうと思う。
それはそれで、気持ち良さそうだが、静流は強い意志で欲求を我慢した。
城の上空100メートル程の高さを、彼女のお尻がを埋め尽くしていた。
城の兵士達は様々な思いで、その光景を見上げていた。
城を咥えてしまうのに丁度良い大きさの少女の肛門が、城を見下ろしている。
これ位の距離になると、彼女のお尻の匂いが漂ってくる。
耐え難い屈辱を感じる者も居れば、思わず見惚れている者も居た。
少女のお尻をつきつけられても、その大きさの前にはどうする事も出来ない事だけが、共通していた。
…やっぱり、少し恥ずかしいな。
お尻を城の上空に近づけると、さすがに若い娘だけに恥ずかしさを感じてしまうが、それがまた心地良い。
静流は、もぞもぞと手をお尻に当て、自分の肛門を押し広げるように、中指を動かした。
中指の爪を立てるようにして肛門の端を広げてみせる。
「ねぇ…お尻の穴が痒いの。掻いてくれない?」
何なら、お城に擦りつけてもいいのよ?
と、静流は城の兵士達に促した。
彼女の尻で押し潰されて死にたくなければ、言う事を聞くしかない。
そうして、空を覆いつくす少女の尻が、兵士達の攻撃目標になった。
城の城壁を打ち砕く大砲の筒先が、少女の尻へと向けられた。
無理矢理に、真上へと向けられた大砲が火を噴くと、大砲を撃つにしては近い距離…100メートル程先の目標へと砲弾が放たれた。
石壁を貫くのに充分な威力を持った砲撃が、次々と少女が見せびらかしている『穴』へと吸い込まれていく。
至近距離からの大砲の砲撃だ。
吸い込まれるたびに、巨大なお尻が震えるのが兵士達に見えた。
「あ…あぅん」
小さく、静流が悶えた。
もしかして…効いているのか?
兵士達は微かな期待を抱いた。
…気持ち良いな。
だが、静流は心地良さに震えていた。
お尻に、何かが触れている事は感じた。
蚊に刺された…いや、蚊がぶつかってきたような、ほんの小さな感触だ。
…精一杯がんばっても、その程度なのよね。
小人達の精一杯の力。
どれだけ頑張っても、お尻に何かが触れたという事を感じさせるので精一杯なのが、小人達の力だ。
文字通り、虫けらと人間の少女程に力の差がある。
小人達の無力さを考えると、気持ち良くて仕方なかった。
私…無敵の女神様ね。
砲弾の雨を浴びながら、静流は体が熱くなり、震え始めた。
もう、我慢できなかった。
むずむずと、彼女のお尻が異常な振動を始めた。
ブバ!
次の瞬間、轟音と共に彼女の肛門からガスが放たれた。
地上付近、数百メートル程の広さにガスが広がる。
だが、城壁に居た兵士達は、少女の放屁の音も匂いも浴びる暇が無かった。
巨人の少女の容赦無い放屁は、城を粉砕するのに充分だったからだ。
砲撃にも耐えるはずの城の城壁は簡単に吹き飛ばされ、城自体も、まるで紙屑のように崩れながら、地面を転げてしまう。
城ですら、その有様である。
城壁の上に居た兵士は、ガスの威力に吹き飛ばされて即死だった。
城の中に隠れて即死を免れた兵士も、城と一緒に吹き飛ばされて、やはり、ほぼ即死だった。
静流は腰を浮かせて、自分の放屁の跡地の様子を見た。
「あ、みんな死んじゃった?
 あはは、死んじゃったよねぇ」
悪びれた様子も無く、静流は城の残骸を見下ろした。
放屁一発で城を吹き飛ばした彼女は、その光景に満足だった。
まさか、か弱い女の子のおならに吹き飛ばされるとは、城の設計者も考えなかっただろう。
約束どおり、静流は城を踏み潰したり押し潰したりしていない。触れてすらいないのだ。
「それじゃ、とどめいくわよ?
 ま、生きてる人なんて居ないと思うけどね」
静流は満足だった。
便秘を解消するには、こうして小人で遊ぶのが一番だ。
もういちど、腰をしっかりと下ろす。
最早、彼女の尻の下で生きている者はいなかった。
それでも、尚、悠然と空にそびえている少女の肛門にとっては大した出来事ではない。
やがて、中からの圧力によって押し広げられた肛門から、太くて長いの茶色の塊が放出された。
数日分、溜まっていた排泄物である。
膨れ上がった肛門から放出された少女の排泄物は、あっという間に城が立っていた場所と、その残骸を埋め尽くしてしまった。
大砲に耐えられるように作られた最新の城も、結局、巨人の少女の排泄物を受け止めるには脆すぎたようだ。
遊びを終えた静流は、静かにその場を立ち去った…

(完)


( ̄_ ̄)ノ あ ( ̄_ ̄)ノ と ( ̄_ ̄)ノ が ( ̄_ ̄)ノ き


( ̄_ ̄)ノ それは数日前の出来事でした


<●>があらわれた!

<●>ノ :よう、MTS、暇か?

゜Д゜)ノ :あ、こんにちは、落子さん

<●>ノ :あのよぅ、お前、ちょっとギガスカでも書けや

゜Д゜)ノ :なんで?

<●>ノ :何でもいいから書きやがれ。同人出すから前祝いじゃい

(⌒∇⌒) ノ :はい! わかりました!

何だかよくわからないけど、夏コミで同人が出るらしいですね。
がんばって下さい。


゜з゜)ノ ほんとに出るかな?? 逃げ出さないかな??

※このあとがきはフィクションです。実在の人物、花とは関係ありません。